夜景
僕らはいったいどこへ向かっているのだろう
夢なんてあったけれど今はフラフラ彷徨って
目指すものもなく害のない息をしている
無駄な感情は要らない
僕の心は液体窒素をくぐった
冗談だとしても突き刺さって砕け散る
薄くて脆いんだ
この苦しさに誰も気づいてくれない
頭の中に増殖した弱い僕と1人ずつ
戦って倒さないと前に進めない
そんなこと知ってるさ
バカじゃない
でも、それができない
毎日が無限ループ
終わらない僕、終わらない地球
ハロウィンがラストデイだったはずなのに
なんて思いながらぼやけた夜景をみている
もう寒くなってきたからビルやマンションは白い息
僕はまだ透明な息
皆さんお久しぶりです。投稿が随分、遅くなってしまいました。すみません。
これは去年の11月ごろに書いた詩です。
あのときは、リストカットをしたり現実に生きるのがつらくてもがいていたりした時期でした。今は少しは落ち着きましたが、たまに見えない影に怯えることもあります。でも、生きることしか今のわたしには選択肢がない。死ぬなら誰にも迷惑をかけず死にたいから。家族がいる限り無理かもしれない。悲しませちゃいけない。取り敢えずではないけれど、現在は平凡、時に非日常な毎日をしっかり生きています。取り敢えずでいいから、なんとなくでいいから、ちょっと生きてみよう。